水道水の飲用制限が一都五県で行なわれたことにより、ミネラルウォーターに注目が集まっています。
それではミネラルウォーターとは?ご存知でしょうか。これは地下水を原水とするものを示します。更に細かく分類すると、原水の成分に無機塩添加などの調整を行っていないものは、ナチュラルウォーターと呼ばれています。一方、原水が地下水でないものは、ボトルドウォーターと呼ばれています。これらの区分については、農林水産省がガイドラインを定めています。
ミネラルウォーターの始まりは、ヨーロッパが発祥です。地下水などの硬度が高過ぎて飲用とし難い欧州を中心においしい地下水のある地域の物を瓶詰めとして飲料水に販売したことに始まりました。特に欧米では飲用に適する上水道と排水を流す下水道の他に、入浴や洗濯などに用いられる生活用水を供給する中水道が存在している地域もあり、上水道であっても硬度が高いために味の悪い水しか出ない地域もありました。このような事情もあり、ミネラルウォーターが急速に普及してきました。
近年では「自然である」や「健康に良い」、「有害な不純物を含まない」として、世界的にも愛飲者が広く存在します。ボルビック、エビアンなど日本でも海外の製品をたくさん輸入しています。これは1986年から輸入されるようになりました。
市販品では、ミネラルの取得による栄養補給という面よりも、各地の名水や大自然のイメージを前面に押し出しているものが多くあります。
近年では、比較的水事情の良いと思われていた日本国内でも、大都市圏などの水道水には、水源の有機物系の臭いや水道配管の錆、さらには消毒のための塩素の臭いやトリハロメタンの危険性など、水質に問題があると感じる消費者も増えている。また福島原発の放射能が混入し、飲用制限になった地域が一都五県にも及んでいます。ミネラルウォーターはこのような地域を中心に売上を伸ばす傾向にあり、コンビニエンスストアでは定番商品となっています。現在、日本で流通しているミネラルウオーターは400種類以上と言われいます。その多様性ゆえ、選ぶ際に戸惑うことも少なくありません。
軟水と硬水は、水に含まれるカルシウム塩とマグネシウム塩の量の指標(硬度)が一定水準より少ない場合を軟水、多い場合を硬水という。一般的に日本国内で産出されるミネラルウォーターは軟水のものが多く、欧州で産出されるものには硬水が多い。WHOの基準では、これらの塩類の量を炭酸カルシウムに換算したアメリカ硬度(mg/L)において、0~60のものを軟水、120~180のものを硬水、180以上のものを非常な硬水というように決められている。
欧米では、ミネラルウォーターの原料となる水に元々炭酸が含まれているものがあり、ミネラルウォーターといえば炭酸水を指すことが多い。炭酸水を冷やさずに常温で飲むと独特の味わいになるため、日常的に炭酸水を飲む習慣がない日本人には馴染めないことがある。特に「ガスなし」と断らないと炭酸水が出てくることがあるので注意すること。
今、小さなお子さんのいるご家庭を中心に安全を考慮して、飲用は水道水からミネラルウォーターに切り替えている方が急速に増えてきました。またウォーターサーバー(画像参照)もご家庭に急速に普及しています。ウォーターサーバーとは、サーバーと呼ばれる本体に水の入ったボトルをセットしたもので冷水、温水が出てきます。この水は名水と呼ばれる地域(山梨、富士、京都、鳥取、大分など)から毎月ご自宅まで宅配してくれます。費用はペットボトル以下なので実は経済的です。しかも水道水と比べてとてもおいしいのです。漫画喫茶などで見たことがある方も多いかもしれませんが、公共施設や病院など急激に導入されてきています。