水と健康の関係

水が重病リスクを下げてくれる理由と、摂りやすい方法をご紹介。

高齢者の水分補給

高齢になるほど、脳梗塞や心筋梗塞など重病へのリスクは高まります。「できれば長生きしたい」「ずっと元気でいてほしい」というのは、本人にとっても家族にとっても大きな願いですよね。こういった重病へのリスクを下げるのには、水分を十分に摂取することが必要不可欠です。

水不足になった身体では、血中の水分量が足らず、血液がドロドロ。血管が詰まりやすい状態を引き起こします。また、腎機能が低下するのでうまく代謝ができず、尿として排泄されるはずのミネラルが体内で結晶化し尿結石を起こすなど、恐ろしい病気を招きかねません。

しかし、歳を重ねるごとに人間の身体は水分を溜めこみにくくなっていきます。新生児では約80%の水分を備蓄できるのに対し、高齢者では約50%と大幅に低くなります。故に、こまめに水分を摂取しなければならないのですが、高齢になるほど味やのどの渇きに鈍感になっていきます。

すると、身体は水分を欲しているのに気付かなかったり、味のない水が飲みづらかったりと、なかなか十分な水分を摂取できないということになるのです。かといって、甘いジュースやコーヒーばかり摂りすぎるのもよくありません。お茶にする、お味噌汁やお吸い物を作って飲むなど工夫して水分を摂取することが大切です。

飲みづらいときは水にひと工夫

食事以外での水分補給では、水に果汁を搾り入れるとぐっと飲みやすくなります。レモンやライムなどの柑橘系はさっぱりとして暑い季節にもオススメ。寒い季節には、しょうが湯にすればポカポカと身体が温まりますね。

さらに、吸入法で鼻や皮膚から水分を摂取する方法もあります。加湿器を設置すれば、寝たきりの場合でも手軽に水分を取り込むことができます。また、マグカップにお湯とアロマオイルを数滴入れて蒸気を鼻から吸えば、リラックス効果も得られるので大変オススメです。

身体の状態や気分に合わせてミネラルウォーターを活用し分け、こまめに水分を補給しましょう。