クリプトスポリジウムとは?

水道水に入り込んで話題となった病原性原虫~クリプトスポリジウム~

水道水に入り込んで話題となった病原性原虫

水道水に入り込んで事件が起こった病原があります。それがクリプトスポリジウム(病原性原虫)です。これは水道水を通して体内に入り込み、集団感染して問題になりました。症状は腹痛、下痢を引き起こします。潜伏期間が3~10日あり、大多数は9日以内に発症します。下痢は1日数回程度から20回以上の激しいものまで数日から2~3週間持続し、自然治癒します。(参照元:国立感染症研究所)

1980年代に世界的に頻繁に水道水から発生し集団感染が起こっていますが、日本でも例外ではありません。1994年に神奈川県平塚市の雑居ビルで、460人あまりの患者が発生しました。また、1996年には埼玉県入間郡越生町で町営水道水を汚染源とする集団感染が発生し、8800人におよぶ町民が被害に遭いました。(参照元:国立感染症研究所)

この病原体は畜産系(若い牛や豚など)の排水から河川に流れ込み、それを水道局で浄水しきれなかったために発生しました。通常の浄水処理で完全に取り除くことが困難なうえ、塩素消毒にも免疫があります。近年では水泳プールを介した集団感染もありました。現在の浄水対策としては。非常に小さな孔の膜ろ過を設置して取り除いています。

この15年以内に、関東の水道水に有害物質や病原体が混入する事件が3件起きました(クリプトスポリジウ、セシウム、トリハロメタン)。安全と思っていた水道水に、疑念を抱くのは私だけでしょうか。家族を考え、本当に安全な水だけを飲む、そこが大事だと思います。

参照元:国立感染症研究所 http://www.nih.go.jp/niid/ja/diseases/ta/5th-disease/392-encyclopedia/396-cryptosporidium-intro.html