ホルムアルデヒドとは?

水道水に入り込んで話題となった物質~ホルムアルデヒド~

浄水場で除去しきれない物質

2012年の春に、利根川水系の水道水に混入し問題になっている「ホルムアルデヒド」とはいったい何なのでしょうか?

水道局が採水している河川の汚染により浄水場で除去しきれない有害物質です。今回は産業廃棄物業者が適切な処理を施さずに利根川に流れ込む上流に無断廃棄したため起こったため事件です。

この有害物質は、住宅のフローリングや家具などに使われる接着剤に含まれていました。これにより眩暈や喉の痛みを訴える、シックハウス症候群の原因物質として社会問題になっています。常温では刺激臭のある無色の気体ですが、水溶液ではホルマリンとされています。

ホルムアルデヒドを長期間摂取すると、発ガン性があります。そういう意味では、水道水に基準値以下の微量だったとしても心配です。特に小さなお子さんのいるご家庭では心配でしょう。

基準値以下ではありますが、ホルムアルデヒドは混入している地域は常にあります。というのも高額なオゾン処理のできる除去設備がなければ取り除けないのです。そのため多くの地域で断水されました。浄水時に使われる塩素と結合するため、一般的な浄水施設では対応しにくいため今後も起こりうる問題なのです。

大都市近郊の水源は汚染が進んでいるため、より安全地域の天然水を飲めるウォーターサーバーに切り替える家庭や企業が近年増えてきました。確かに水道水と比べると、高価な水です。しかし安全には変えられません。